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| 永春、古称「桃渓」で、福建省東南部に位置し、総面積は1468平方キロぐらいである。帯のような形を呈している全境は東西長さ84.7キロで、南北幅さが37.2キロである。全県総人口数が54.9萬に達している永春県は山紫水明、風光明媚という特色が有り、境内地勢が北西から、南東に向けて傾斜、蓬壷馬跳を境界線にして、大体において、二つの部分に分かれている。几重にも重なっている山々、奥深い谷、高い絶壁が備える北西の絶景は全く南東と違っている。南東地域の、波状になっている丘陵地帯と盆地が交互に、ひとつなぎの玉如き散布している美景は別様な情緒が溢れている。「千浔瀑布如飛練、一簇人煙似画図」(千浔瀑布飛び帯如き、一簇の人煙まるで絵巻)。永春に何回も遊歴したことが有る中国南宋有名な理学家朱熹もその素晴らしさに感動され、この詩で絶賛した。 永春気候条件が優越である。一千四百あまり平方キロの土地の上には、同時に3種の異なった気候類別が兼ね備えている。西半県は中亜熱帯気候で、東半県は南亜熱帯気候だが、千米以上の山地は北亜熱帯気候に属するものだ。年間の平均気温は摂氏21度前後、平均降雨量は1682ミ リある。温暖多湿な気候に恵まれるため、夏が長いながら、暑さは厳しくなく、冬が短いながら、厳寒はない。だから、「萬紫千紅花不謝、冬暖夏涼四序春」(咲き乱れる花咲き散らず、四季春如く冬暖かく夏涼し)というような描きが最適。
境内は自然資源が豊かで、渓流が縦横にいり交じり、水系が発達している。67.7パーセントの土地は森林に覆われ、都市緑化程度が93パーセントにも達している。地下に埋蔵されている鉱物資源は石炭、鉄マンガン、石灰石、カオリナイト、明礬、御影石、輝緑岩、ミネラルウオーター、地熱水等である。 永春の民風も素朴である。永春県は福建省有名な「僑郷」(華僑の故郷)及香港、マカオ、台湾同胞の主な原籍地ともいわれる。目前、海外に居留する華僑と其の後裔、及び香港、マカオ、台湾同胞は103万人に達している。 |
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